この記事では、買い方からおすすめの組み方まで、『馬連フォーメーション』のことを分かりやすく解説する。
・『馬連フォーメーション』はどんな時に買えば良い?
・『馬連フォーメーション』おすすめの組み方は?
当記事を読めば、これら疑問は全て解決する。
他記事を読む必要がなくなる位、詳しく、分かりやすく解説したので、知りたい部分だけでも是非読んでいって欲しい。
目次
『馬連フォーメーション』とはどんな買い方か?
『馬連フォーメーション』とは、「1列目と2列目に指定した全組み合わせの馬連を購入する」買い方のこと。
例えば下図のように、1列目に1~2番、2列目に1~5番を指定して『馬連フォーメーション』を買うとする。
馬連フォーメーション
1列目:1.2
2列目:1.2.3.4.5
この時に購入されるのは『1-2』『1-3』『1-4』『1-5』『2-3』『2-4』『2-5』の7通り。
1点あたりの購入金額は全て同じ。1点100円で買うなら×7で計700円となる。
『馬連フォーメーション』の特徴はどんな組み方も出来ること
上で挙げたのは一例で、『馬連フォーメーション』はどんな組み方も自由に出来る。
例えば、1列目3頭、2列目6頭を指定した下図のような組み方。
1列目:1.2.3
2列目:1.2.3.4.5.6
※購入されるのは『1-2』『1-3』『1-4』『1-5』『1-6』『2-3』『2-4』『2-5』『2-6』『3-4』『3-5』『3-6』の12通り。
1列目の指定馬を2列目に入れない下図のような組み方も勿論できる。
1列目:1.2
2列目:3.4.5.6.7.8
※購入されるのは『1-3』『1-4』『1-5』『1-6』『1-7』『1-8』『2-3』『2-4』『2-5』『2-6』『2-7』『2-8』の12通り。
『馬連フォーメーション』なら、よほど適当な買い目でない限り、殆どどんな買い方も出来ると考えておいて良いだろう。
『馬連フォーメーション』はどんな時に使う買い方か?
『馬連フォーメーション』は買い方が独特なので、使い時が分からない人もいると思う。
・1列目が2~3頭
・ある程度の配当を期待できる
そんな人はまず、この2つを満たしたレースで『馬連フォーメーション』を買うことをおすすめする。
『馬連フォーメーション』は1列目が2~3頭のレースで使う
まず意識して欲しいのは、『馬連フォーメーション』は1列目が2~3頭の時限定で使う事。
当たり前だが、1列目の馬を1頭に絞れるなら、そのレースは『馬連フォーメーション』でなく『馬連流し』で買う方が良い。
『馬連流し』で買えば、買い目点数が『馬連フォーメーション』の半分位で済むからだ。
買い目点数が半分で済むなら、その分、当たった時の儲けは大きくなるし、トリガミにもなりづらい。
1列目の馬を1頭に絞れるなら、『馬連フォーメーション』より『馬連流し』を買った方が期待値が高い訳だ。
逆に言えば、『馬連フォーメーション』は、1列目を1頭に絞れなかった時に選択肢に挙がる買い方となる。
とはいえさすがに、軸馬候補が4頭も5頭もいたら、買い目点数が増えすぎて『馬連フォーメーション』で買うのに適しているとは言い難い。
そもそも、1列目候補が4~5頭いるレースは、『馬連フォーメーション』ではなく『馬連ボックス』向きのレースかもしれない。
総合的に考えると、『馬連フォーメーション』は、1列目が2~3頭のレースに適している馬連の買い方になる。
ある程度の配当を期待できるレースで使う
合わせて、『馬連フォーメーション』は、ある程度の配当を期待できるレース限定で使う事をおすすめしたい。
『馬連フォーメーション』は、少なくても買い目点数が10通り前後となる。組み方次第では、15通り前後に増えるのも珍しくない買い方だ。
その買い目点数で儲けるとなると、的中時の平均配当がある程度高くなる必要がある。
例えば買い目点数の平均が10通りだとしても、的中率が25%なら、的中時の平均配当が41倍以上にならないと収支はマイナスだ。
的中率は人によって差があるが、いずれにしても、ある程度の配当を定期的に当てないと『馬連フォーメーション』で儲けるのは難しい訳だ。
そうした意味で、『馬連フォーメーション』は、ある程度の配当を期待できるレースでのみ使うように限定した方が良い。
特に、一定の的中率を残す事に自信を持てない人の場合、大荒れの可能性もあるレース限定で、『馬連フォーメーション』を買うのが良いだろう。
『馬連フォーメーション』おすすめの組み方
・軸馬候補が2~3頭
・ある程度の配当を期待できる
この2つの条件を共に満たした時に『馬連フォーメーション』を買えば良い。
そうは言われても、実際どんな『馬連フォーメーション』を組み、どう予想すれば良いのか迷ってしまう人も多いと思う。
・『馬連フォーメーション』2ー7
・『馬連フォーメーション』3ー7
そんな人はまず、当ブログおすすめ、この2つの『馬連フォーメーション』から使うと良い。
以下で、予想ポイントも詳しく解説するので参考にして欲しい。
『馬連フォーメーション』2ー7の予想ポイントは?
『馬連フォーメーション』2ー7の組み方は以下の形。
馬連フォーメーション
1列目:1.2
2列目:1.2.3.4.5.6.7
買い目点数は11通り。予想ポイントは次の2点となる。
・1列目の2頭を3~5番人気位から選ぶ
・2列目に選ぶ馬の人気を分散させる
1列目の2頭は、多少前後しても良いが、平均3~5番人気の2頭を指定する形にする。
これにより、的中時の平均配当を、最低限確保出来るようになる。
2列目に選ぶ馬は、人気を分散させる意識を持つ。
それにより、上位人気馬で的中率を、穴馬で回収率を、バランス良く確保出来るようになる。
2列目の選び方はある程度コツがいるので、以下の記事を参考にして欲しい。これを覚えれば、馬券で儲かる確率が大きく上がるはずだ。
『馬連フォーメーション』3ー7の予想ポイントは?
『馬連フォーメーション』3ー7の組み方は以下の形。
馬連フォーメーション
1列目:1.2.3
2列目:1.2.3.4.5.6.7
買い目点数は15通り。予想ポイントは次の2点となる。
・1列目に最低2頭穴馬を入れる
・2列目にも最低1頭穴馬を入れる
馬連にしては買い目点数が多い為、狙いはあくまで高配当。
特に狙いたいのが「穴馬×穴馬」の組み合わせでの高配当なので、その可能性を少しでも上げる為、1列目には必ず、最低2頭の穴馬を入れる事を意識する。
それに加え、2列目にも1列目とは別の穴馬を最低1頭、出来れば2頭入れると良い。
いずれにしてもポイントは、「2着以内に入る確率が高い穴馬」をいかに見つけるか。
その為に役立つ予想法は、以下の記事で詳しく解説している。穴馬予想に自信のない人は特に参考にして欲しい。
最強の『馬連フォーメーション』はどっち?
今紹介した2つの『馬連フォーメーション』の内、どちらが最強か?と聞かれれば、2-7の『馬連フォーメーション』を推す。
多くの人にとって2-7の方が、金銭的・精神的負担が少ないからだ。
『馬連フォーメーション』3-7は、当たれば高配当となるのが魅力だが、1列目に指定するのが穴馬となる分、的中率はどうしても落ちる。
加えて買い目点数も15通りとやや多い分、不的中が続いた時の金銭的負担も大きくなる。
お金が減り続ける、馬券も外れ続けるとなれば、精神的負担を感じる人も多いだろう。
それに対し『馬連フォーメーション』2-7は、誰でもある程度の的中率を残せる。
買い目点数11通りも多すぎない為、金銭的・精神的負担も小さく済むはずだ。
そうした比較から、多くの人にとっては2-7が最強の『馬連フォーメーション』となる可能性が高いと、当ブログでは考えている。
『馬連フォーメーション』買い方からおすすめの組み方まで総まとめ!
最後に改めて、『馬連フォーメーション』を買い方からおすすめの組み方まで総ざらいする。
Q.『馬連フォーメーション』はどんな買い方?
「1列目と2列目に指定した全組み合わせの馬連を購入する」買い方。
1列目に1~2番を、2列目1~5番を指定して買った場合、『1-2』『1-3』『1-4』『1-5』『2-3』『2-4』『2-5』の7通りが購入される。
Q.『馬連フォーメーション』はどんな時に買えば良い?
・軸馬候補が2~3頭
・ある程度の配当を期待できる
この2点を共に満たした時。
Q.馬連フォーメーションおすすめの買い方は?
・『馬連フォーメーション』2ー7
・『馬連フォーメーション』3ー7
2-7は、「1列目の2頭を3~5番人気位から選ぶ」「2列目に選ぶ馬の人気を分散させる」ことを意識して予想する。
3-7は、「1列目に最低2頭は穴馬を入れる」「2列目にも最低1頭は穴馬を入れる」ことを意識して予想する。
Q.最後に一言
まとめの内容を理解出来たら、『馬連フォーメーション』の知識は充分身に付いたと考えて問題ない。
今週からその内容を意識して予想し、実際に『馬連フォーメーション』での的中を掴みとって欲しい。
当記事を参考に、『馬連フォーメーション』に対する貴方の疑問が一つでも解決したら嬉しく思う。