1レースに的中が3つ。オッズの表示に幅がある。
他の馬券種と違った特徴のあるワイド馬券。
分からない部分がある競馬初心者の人も多いだろう。
そこで当記事では、競馬勝ち組の私がワイド馬券を徹底解説する。
目次
ワイドとは?
参考ワイド馬券必勝法!「的中率80%」「回収率250%」を記録した最強予想法を紹介!
ワイドの正式名称は『拡大馬番号二連勝複式勝馬投票法』。
3着以内に入る2頭の馬番号を当てる馬券の買い方である。
3着同着の場合、3着同士の組み合わせは不的中。
1着:①
2着:②
3着:③④(同着)
この結果となった場合、『1-2』『1-3』『1-4』『2-3』『2-4』の5通りが的中となる。
JRAでは、平成11年から発売開始されている。
ワイドのメリット
ワイドのメリットは比較的当てやすい点。
ワイドの的中率は、単純計算で馬連の3倍、馬単の6倍。
単勝や複勝と比べると難しく感じる人もいるだろうが、同じ2連式馬券である馬連馬単と比べると圧倒的に当てやすい馬券となっている。
ワイドのデメリット
ワイドのデメリットは配当の伸びに限界がある点。
馬連馬単の場合、小波乱程度の結果でも万馬券に届く事がある。
ただ、ワイドの場合、大穴馬同士の組み合わせでないと万馬券には届かない。
少ない賭け金で一攫千金を狙う人には合わない馬券種と言える。
ワイドのオッズの見方
ワイドのオッズは『3.5~3.9』等、幅がある形で表示される。
その理由は、1着~3着に入る馬の組み合わせ次第で配当が変わる事にある。
例えば、レースの決着が「1着2番人気、2着1番人気、3着4番人気」だった場合、それらのワイドを買っている人は多くいる。
多くの人に配当を分配するとなると、1人当たりの金額は減る。
逆に、レースの決着が「1着8番人気、2着6番人気、3着10番人気」だった場合、それらのワイドを買っている人は先の例よりかなり少ない。
その分、1人当たりに山分け出来る金額が増える。
『3.5~3.9』と表示されているオッズは、山分け金額が少ない場合3.5倍、増えた場合3.9倍の配当となる事を意味している。
人気馬が3着以内に入るほど配当は下限(この例なら3.5倍)に近い配当。3着以内に人気馬が少ないほど上限(この例なら3.9倍)に近い配当になると覚えておけば問題ない。
ワイド歴代高配当ランキング。平均配当や中央値も
ワイドの過去最高配当は、2017年4回中京2日7R、3歳上500万下で出た129,000円。
それを1位とした、歴代高配当ランキングベスト5は以下の通りだ。
開催日 | レース条件 | 配当 | 人気 |
---|---|---|---|
2017年4回中京2日7R | 3歳上500万下 | 129,000円 | 114番人気 |
2017年5回中山3日7R | 3歳上500万下 | 124,860円 | 119番人気 |
2020年2回阪神8日5R | 3歳1勝クラス | 117,910円 | 120番人気 |
2012年2回東京11日2R | 3歳未勝利 | 109,100円 | 118番人気 |
2012年1回中山3日2R | 3歳未勝利 | 106,360円 | 115番人気 |
歴代ベスト5は全て10万円超。
逆に言うと、この辺りがワイド最高配当の一つの壁となっている。
尚、ワイドの平均配当は20倍前後。
ただ、これは上のランキングのような超高配当の影響を受けたもので、実際の体感より上振れしている印象。
事実、中央値は6~8倍前後。
人気馬同士の組み合わせだと2~3倍に収まる事も多く、買い目点数をあまり増やすとトリガミのリスクが増す。
ワイドの買い方の種類は?
ワイドの代表的な買い方は以下の3つだ。
これらを適切に使えるようになると、ワイドで勝てる確率は上がる。
以下でそれぞれ説明するので、違いを理解する事をおすすめする。
ワイド流し
ワイド流しは『軸馬と相手馬との全組み合わせのワイドを購入する』買い方。
ワイド流し
軸馬:①
相手:②③④
※組み合わせは『1-2』『1-3』『1-4』。
ワイドボックス
ワイドボックスは『選択した馬番の全組み合わせの買うワイドの買い方』。
ワイドボックス
馬番:①②③④
※組み合わせは『1-2』『1-3』『1-4』『2-3』『2-4』『3-4』。
ワイドフォーメーション
ワイドフォーメーションは『1列目と2列目に指定した全組み合わせのワイドを購入する』。
ワイドフォーメーション
1列目:①②
2列目:①②③④⑤
※組み合わせは『1-2』『1-3』『1-4』『1-5』『2-3』『2-4』『2-5』。
競馬初心者におすすめのワイドの買い方
ワイド馬券は、馬券を当てる事自体はさほど難しくない。
上位人気馬中心に買えば、競馬初心者でもそれなりの的中率を残せる。
ただ、儲けるとなると話は別。
ワイドは配当が伸びづらい故、それで儲けるには、よほど高確率で馬券を当て続けるか、時に穴馬が絡んだワイドを当てる必要が出てくる。
予想力が高い人でないと、この条件をクリアするのがなかなか難しい。
『よろずや』のワイド無料予想を参考にする
そこでおすすめなのが、『よろずや』が公開しているワイド無料予想を参考にする事。
ワイド馬券の予想を滅法得意としている『よろずや』。
例えば、2021年11~12月、彼らがワイド無料予想で残した結果は以下の通りだ。
11/13 阪神2R→43,500円/725%
11/13 武蔵野S→27,100円/452%
11/14 東京4R→38,800円/647%
11/14 エリ女杯→×
11/20 東京2R→10,400円/173%
11/20 阪神7R→49,900円/832%
11/21 東京7R→×
11/21 阪神8R→21,400円/357%
11/27 東京2R→15,700円/262%
11/27 茨木S →14,600円/243%
11/28 東京5R→20,300円/338%
11/28 阪神7R→1,800円/30%
12/04 中山3R→18,300円/305%
12/04 阪神4R→25,000円/417%
12/05 市川S →23,300円/388%
12/05 阪神12R→×
12/11 中山3R→39,000円/650%
12/11 黒松賞 →9,400円/157%
12/12 中山1R→×
12/12 カペラS→22,700円/378%
予想はいずれもワイド6点。
記載金額は1点1,000円で購入した場合の払戻金となる。
20レース中16レース的中で、的中率は驚異の80%。
120,000円の賭け金に対して払戻金381,200円で261,200円のプラス収支。
的中率回収率共に文句のない、最強のワイド予想と言える。
この予想が毎週無料で見れるのだから、ワイドを買う際、参考にしないのは勿体ない。
予想を見るのに必要なのはこちらをクリックしてメールアドレス登録するだけ。
今週末から、『よろずや』の予想を参考にワイドを買う事をおすすめする。
ワイドで稼ぐ確率を更に上げるには?
当記事をここまで読んだなら、ワイドの基本は理解できたと考えて問題ない。
ただ、当記事で解説したのはあくまで、ワイドの基本中の基本。
稼ぐ確率を更に高めるには、ワイドの買い方について更に理解を深める必要がある。
その為に必要な記事は、当記事を下にスクロールした後にズラリと並べた。
いずれも、ワイドの買い方を更に詳しく解説した記事だ。
『ワイド流し』『ワイドボックス』『ワイドフォーメーション』の中で最も興味を持った買い方からで良いので、より深い理解に努める事をおすすめする。