この記事では、基本から買い方おすすめ予想法まで『ワイド』馬券のことを分かりやすく解説する。
・『ワイド』馬券の買い方
解説の主となるのはこの2点。
これらを理解すれば、『ワイド』の基礎知識は充分身に付く。
他記事を読む必要がない位、詳しく、分かりやすく解説したので、知りたい部分だけでも是非読んでいって欲しい。
目次
『ワイド』とは?馬券の基本解説
『ワイド』馬券とは、「3着以内に入る2頭の馬番号を当てる」馬券の買い方のこと。
例えば『ワイド』1-2を買った場合、以下6通り、どれかの結果になると馬券的中となる。
・1着1番、2着2番、3着n番
・1着1番、2着n番、3着2番
・1着2番、2着1番、3着n番
・1着2番、2着n番、3着1番
・1着n番、2着1番、3着2番
・1着n番、2着2番、3着1番
nに入る数字は何番でもOK。
選んだ2頭が、どんな順番でも良いから3着以内に入れば馬券的中だ。
3着同着の場合の注意点
ただ、「3着が同着になった時」の的中馬券には注意が必要となる。
例えば、あるレースの結果が以下のようになったとする。
1着:1
2着:2
3着:3.4(同着)
この場合、的中馬券として払戻を受けられるのは以下5つの組み合わせ。
・1-2
・1-3
・1-4
・2-3
・2-4
「3着以内に入る2頭の馬番号を当てる」ワイド馬券だが、3着が同着の時、3着同士の組み合わせは的中馬券とならない。
その点、注意して欲しい。
オッズに幅があるのが特徴
『ワイド』馬券は、他の馬券と違い、オッズに幅があるのが特徴だ。
3着以内に入る2頭の馬番号を当てるワイドは、的中となる馬券が「1着2着」「1着3着」「2着3着」と3つある。
結果に色んなパターンがある為、オッズも、ある程度の幅で変動する訳だ。
例えば「3.5~3.9」と表示されていた場合、最終的なオッズはその範囲内のどれかになるが、それはレース終了まで分からない。
ただ、基本的には、3着以内に入る3頭に人気馬が多いと下限の3.5倍寄り。穴馬が多いと上限の3.9倍に近い配当になる。
人気馬のワイドは買っている人が多い為、1人当たりに配れる金額が小さくなり、穴馬の場合はその逆となるからだ。
『ワイド』馬券の買い方の種類
「3着以内に入る2頭の馬番号を当てる」ワイド馬券だが、その買い方には以下3種類がある。
「1ー2」「3ー4」等、組み合わせを一つずつ指定して買うことも出来るが、上の3つ、どれかを選択して馬券を買う競馬ファンがほとんど。
『ワイド』馬券を買う上で、これらの買い方を覚えるのは必修と言える。
以下で一つずつ詳しく解説するので、是非覚えていって欲しい。
『ワイド流し』とは?
『ワイド流し』とは、「1頭の軸馬と複数の相手馬、全組み合わせのワイドを購入する」買い方のこと。
例えば下図のように、軸馬に1番、相手馬に2~4番を指定するような買い方をする。
ワイド流し
軸馬:1
相手:2.3.4
この買い方をすれば、『1ー2』『1ー3』『1ー4』のワイドを一度に購入出来る。
1点あたりの購入金額は全て同じ。1点100円で買うなら×3で計300円となる。
『ワイドボックス』とは?
『ワイドボックス』とは、「選択した馬番全組み合わせのワイドを購入する」買い方のこと。
例えば1~4番の4頭を選択する場合、「ワイド4頭ボックス」といった呼び方をする。
その買い方をすると、以下6通りの組み合わせのワイドを一度に購入することが出来る。
・1-2
・1-3
・1-4
・2-3
・2-4
・3-4
1点あたりの購入金額は全て同じ。1点100円で買うなら×6で計600円となる。
『ワイドフォーメーション』とは?
『ワイドフォーメーション』とは、「1頭目と2頭目に指定した全組み合わせのワイドを購入する」買い方のこと。
例えば下図のように、1頭目に1~2番、2頭目に1~4番を指定するような買い方をする。
ワイドフォーメーション
1頭目:1.2
2頭目:1.2.3.4
その買い方をすると、以下5通りの組み合わせのワイドを一度に購入することが出来る。
・1ー2
・1ー3
・1ー4
・2-3
・2-4
1点あたりの購入金額は全て同じ。1点100円で買うなら×5で計500円となる。
『ワイド』とは?基本から買い方おすすめ予想法まで総まとめ!
最後に改めて、ワイド馬券を基本から買い方おすすめ予想法まで総ざらいする。
Q.『ワイド』とは?どんな馬券か
「3着以内に入る2頭の馬番号を当てる」馬券。
Q.『ワイド』にはどんな買い方がある?
『ワイド流し』『ワイドボックス』『ワイドフォーメーション』の3種類。
Q.最後に一言
まとめの質問に全て答えられたなら、『ワイド』の基礎知識は身に付いたと考えて問題ない。
次は、以下に貼る『ワイド流し』『ワイドボックス』『ワイドフォーメーション』の記事を読み、その理解をより深めて欲しい。
身につけた知識は、早く使えば使うほど、血となり肉となる。
当ブログを参考に、『ワイド』の理解を少しでも深めてもらえたなら幸いだ。