この記事では、買い方の基本からおすすめ予想法まで、『ワイド流し』を徹底解説する。
・『ワイド流し』はどんな時に買えば良い?
・『ワイド流し』軸馬のおすすめ予想法は?
・『ワイド流し』相手馬は何点にすべき?
・『ワイド流し』相手馬のおすすめ予想法は?
当記事を読めば、これら疑問は全て解決する。
他記事を読む必要がなくなる位詳しく解説したので、解決したい疑問の部分だけでも、是非読んでいって欲しい。
目次
『ワイド流し』とはどんな買い方か?
『ワイド流し』とは、「1頭の軸馬と複数の相手馬、全組み合わせのワイドを購入する」買い方のこと。
例えば下図のように、軸馬を1番、相手馬を2.3.4番で『ワイド流し』を買うとする。
ワイド流し
軸馬:1
相手:2.3.4
この買い方で購入されるのは『1-2』『1-3』『1-4』の3通り。
1点あたりの購入金額は全て同じ。1点100円で買うなら×3で計300円となる。
『ワイド流し』はどんな時に使う買い方か?
『ワイド流し』は、以下2つの条件が揃った時に使うと良い。
・軸馬を選べるレース
・2点的中を狙えるレース
『ワイド流し』は「1頭の軸馬と複数の相手馬、全組み合わせのワイドを購入する」ワイドの買い方。
つまり、軸馬を選べることが馬券を買う上での最低条件となる。
また、後に解説する通り、『ワイド流し』で儲けるには、いかに2点的中を増やすかがポイントとなる。
他の馬券種で流し馬券を買う時とは少し意識を変え、「2点的中を期待できるかどうか?」を、『ワイド流し』を使うどうかの判断基準にするのをおすすめする。
『ワイド流し』軸馬のおすすめ予想法
『ワイド流し』の軸馬は、「出走馬の中で3着以内に入る確率が最も高い馬」を選ぶことをおすすめする。
繰り返しとなるが、『ワイド流し』は「1頭の軸馬と複数の相手馬、全組み合わせのワイドを購入する」ワイドの買い方。
言い変えると、軸馬が4着以下になった時点で購入した全馬券の不的中が確定してしまう。
つまり、『ワイド流し』で儲けるには、いかに高確率で軸馬を当てられるかが大きなポイントとなる訳だ。
競馬上級者なら「荒れそうなレースでは穴馬を軸馬にする」など、臨機応変に軸馬の選び方を変えるのも有効な戦略ではある。
だが、ある程度の実力が付くまでは徹底して、「出走馬の中で3着以内に入る確率が最も高い馬」を『ワイド流し』の軸馬にする事をおすすめしたい。
『ワイド流し』の軸馬を高確率で当てるには?
そうは言われても、「出走馬の中で3着以内に入る確率が最も高い馬」を選ぶ自信を持てない人も沢山いると思う。
その場合、以下の3点に注目して『ワイド流し』の軸馬を予想すると良い。
・3番人気以内の馬から選ぶ
・先行馬から選ぶ
・リーディング上位騎手騎乗馬から選ぶ
この3つに当てはまる馬から『ワイド流し』の軸馬を選ぶ意識を持てば、それだけで予想が当たる確率が大きく上がる。
この辺りの事を以下の記事で詳しく解説している。「誰でも簡単に83.3%の的中率も期待できる軸馬予想法」も紹介しているので、是非合わせて読んで欲しい。
『ワイド流し』相手馬のおすすめ予想法
『ワイド流し』の相手馬は、2~7点の範囲で選ぶことをおすすめする。
「出走馬の中で3着以内に入る確率が最も高い馬」を軸馬にした場合、その多く、人気上位馬となる可能性が高い。
買う券種がワイド。しかもその1頭が上位人気馬となると、高配当は望めない。
いくら2点的中が期待できる『ワイド流し』とはいえ、さすがに相手馬を8頭以上選ぶと、儲けるのが非常に難しくなってしまう。
その意味で、『ワイド流し』の相手馬は、2~7点の範囲で選ぶのが適切だ。
また、ポイントとなるのが、相手馬の点数によって、予想の意識を変える事。
以下で、点数ごとのおすすめ予想法を解説するので、是非参考にして欲しい。
『ワイド流し』2~3点時の相手馬おすすめ予想法
『ワイド流し』2~3点にする時は、2点的中させる事に集中して相手馬を選べば問題ない。
よほど人気の偏ったレースでない限り、「1番人気と2番人気」と「1番人気と3番人気」のワイド2点的中でも、合計払戻倍率は3倍を超す。
つまり、最も配当が付かない、「1番人気を軸馬にして2~4番人気の計3頭へ流す」買い方をしても、トリガミになる可能性は低い。
3点買いまでの『ワイド流し』なら、2点的中を達成する事さえ出来れば、その買い目でもとりあえず儲けは出る訳だ。
勿論、出来れば毎回もう少し配当に期待出来る買い目を組んで欲しいのが本音ではある。
が、「1番人気を軸馬にして2~4番人気の計3頭へ流す」以外の買い方をするレースは、普通に予想していれば無理なく出てくるだろう。
その意味で、『ワイド流し』2~3点にする時は、余計な事を考えず2点的中させる事だけに集中して予想すれば良いと思う。3点でなく2点買いでそれが叶うなら、もちろん最高だ。
『ワイド流し』4~5点時の相手馬おすすめ予想法
『ワイド流し』4~5点にする時は、人気を分散させて相手馬を選ぶのがおすすめだ。
『ワイド流し』で4~5点となると、高い確率で2点的中させても、上位人気馬同士の組み合わせだけ的中だけで儲けを出すのは難しい。
内1つは「上位人気馬+上位人気馬」の組み合わせでも良いが、「上位人気馬+中位人気馬」、理想は「上位人気馬+穴馬」の的中も定期的に欲しい。
そうした的中を掴む為、仮に相手馬5点買いをするなら、例えば以下のような形で相手馬の人気を分散させる意識を持つと良い。
①:1~3番人気
②:1~3番人気
③:4~7番人気
④:4~7番人気
⑤:8番人気以下
③④が絡めば、軸馬が上位人気馬でも多少の配当は期待出来る。⑤が絡めば、軸馬が上位人気馬でもまずまずの配当だ。
仮に軸馬が1番人気でなく2~3番人気を選べるケースなら、相手馬に④と⑤が絡んでの2点的中ならかなりの回収率を期待出来る。
こうした的中が時に入る事で、①や②が絡んでのワイド的中が多くなっても充分な儲けを積み重ねる事が出来る。
予想のコツは以下の記事で詳しく解説してあるので、『ワイド流し』4~5点にする時は、人気を分散させて相手馬を選ぶ意識を持って欲しい。
『ワイド流し』6~7点時の相手馬おすすめ予想法
『ワイド流し』6~7点にする時は、穴馬を複数入れる意識で相手馬を選ぶのがおすすめだ。
『ワイド流し』でこの点数となると、穴馬との組み合わせなくして馬券で勝つ事は出来ない。
「上位人気馬+中人位気馬」や「上位人気馬+穴馬」の的中が定期的にありつつ、「上位人気馬+穴馬」×2のワイド2点的中も狙いたい。
となると、必要なのは相手馬に複数穴馬を入れる事。
具体的に言うと、『ワイド流し』4~5点の例で挙げた相手馬選びより、更に人気のバランスを全体的に下げつつ、穴馬を複数入れられると理想だろう。
①:1~2番人気
②:3~4番人気
③:5~6番人気
④:7~10番人気
⑤:7~10番人気
⑥:11番人気以下
勿論、「馬券に絡む確率が高い穴馬をそんなに選ぶ自信を持てない」人も沢山いると思う。
そんな人に向け当ブログでは、誰でも簡単に穴馬を見つけられるようになる方法を以下の記事で詳しく解説している。
「穴馬予想=難しい」イメージのある人も多いと思うが、誰でも出来る簡単な予想法も紹介してるので、是非参考にして欲しい。
『ワイド流し』買い方からおすすめ予想法まで総まとめ!
最後に改めて、『ワイド流し』について買い方のおすすめ予想法まで総ざらいする。
Q.『ワイド流し』はどんな買い方?
「1頭の軸馬と複数の相手馬、全組み合わせのワイドを購入する」買い方。
軸馬を1番、相手馬を2.3.4番で『ワイド流し』を買った場合、『1-2』『1-3』『1-4』の3通りが購入される。
Q.『ワイド流し』はどんな時に買えば良い?
・軸馬を選べるレース
・2点的中を狙えるレース
この2つの条件が揃った時。
Q.『ワイド流し』軸馬のおすすめ予想法は?
「出走馬の中で3着以内に入る確率が最も高い馬」を選ぶ。
Q.『ワイド流し』相手馬のおすすめ予想法は?
2~7点の範囲で選ぶ。
2~3点の時は、2点的中させる事に全集中。4~5点の時は、人気を分散させて相手馬を選ぶ。6~7点の時は、穴馬を複数入れる意識で選ぶ。
Q.最後に一言
まとめの内容を理解出来たら、『ワイド流し』の知識は充分身に付いたと考えて問題ない。
今週からその内容を意識して予想し、実際に『ワイド流し』での的中を掴みとって欲しい。
当記事を参考に、『ワイド流し』に対する貴方の疑問が一つでも解決したら嬉しく思う。