この記事では、基本からおすすめの買い方まで、『馬単フォーメーション』について徹底解説する。
・『馬単フォーメーション』の点数計算方法は?
・『馬単フォーメーション』おすすめの買い方は?
当記事を読めば、これら疑問は全て解決する。
他記事を読む必要がなくなる位、詳しく、分かりやすく解説したので、知りたい部分だけでも是非読んでいって欲しい。
目次
『馬単フォーメーション』とはどんな買い方か?
『馬単フォーメーション』とは、「1着と2着に指定した全組み合わせの馬単を購入する」買い方のこと。
例えば下図のように、1着に1~2番、2着に1~4番を指定して『馬単フォーメーション』を買うとする。
馬単フォーメーション
1着:1.2
2着:1.2.3.4
この時に購入されるのは以下の6通り。
・1→2
・1→3
・1→4
・2→1
・2→3
・2→4
1点あたりの購入金額は全て同じ。1点100円で買うなら×6で計600円となる。
特徴はどんな組み方も出来ること
今挙げたのはあくまで一例。『馬単フォーメーション』はどんな組み方も自由に出来る。
例えば、1着3頭、2着6頭と、先程より1着や2着の指定馬を増やした組み方。
馬単フォーメーション
1着:1.2.3
2着:1.2.3.4.5.6
例えば、1着指定馬を2着に入れない、変則的な組み方。
馬単フォーメーション
1着:1.2.3
2着:4.5.6.7.8
どんな組み方も自由自在。
馬単流しや馬単ボックスで買いたい馬券を上手く組めない時は、『馬単フォーメーション』を使えばそれが叶うだろう。
買い目点数の計算方法
組み方が自由な『馬単フォーメーション』は、流し買いやボックス買いと違い、全ての買い方に共通した買い目点数を求める計算式はない。
慣れれば自然と点数計算出来るようにもなるが、それまでは、JRA公式に用意されているフォーメーション組合せ数計算を使って点数計算すると良いだろう。
リンク先に飛び、マークシートに塗る要領でツールにチェックを入れると、以下のように、買い目点数を弾き出してくれる。
馬単欄に表示された数字が、その『馬単フォーメーション』の買い目点数となる。
『馬単フォーメーション』を買う機会が増えると、自分がよくどんな『馬単フォーメーション』組むのか、ある程度パターンが見えてくると思う。
そしたら、その『馬単フォーメーション』の買い目点数は暗記してしまうのが良いだろう。
『馬単フォーメーション』おすすめの買い方
『馬単フォーメーション』は、「1着に最低1頭穴馬を指定して買う」のがおすすめだ。
馬単には、「1着馬の人気が2着馬より低いと、配当が非常にお得になる」特徴がある。
例えとして、2021年『安田記念』を見てみよう。
2021年『安田記念』
1着:ダノンキングリー(8番人気)
2着:グランアレグリア(1番人気)
馬連:2,950円
馬単:12,090円
馬連配当29.5倍なのに対し、馬単配当はその約4倍、120.9倍付いている。
8番人気→1番人気と、1着馬の人気が2着馬よりかなり低い為、このような結果になっている。
1着馬を1頭指定する馬単流しを買う場合、そこに穴馬を指定するのは勇気が要る。
しかし、1着馬を複数指定できる『馬単フォーメーション』なら、気持ち的に少しは、穴馬を指定しやすいはずだ。
以下で具体的な組み方を紹介するので、『馬単フォーメーション』を買う場合、1着馬に積極的に穴馬を指定する事、意識してみて欲しい。
『馬単フォーメーション』2→6のおすすめの買い方
1着に穴馬を指定する『馬単フォーメーション』の買い方として、おすすめなのは「2→6」の組み方だ。
買い目にすると下図の形。
馬単フォーメーション
1着:1.2
2着:1.2.3.4.5.6
買い目点数10通りとキリが良く、非常に使いやすい。
1着2頭の内、1頭は必ず穴馬にして欲しいが、もう1頭は上位人気馬でも穴馬でも問題ない。
「より高確率で高配当を当てたい人」は穴馬にすれば良いし、「的中率もある程度欲しい人」は上位人気馬にすると良いだろう。
『馬単フォーメーション』はどんな組み方も自由に出来るが、「買い目点数」「的中率」「配当」、全てのバランスが最も取れてるのがこの組み方。
『馬単フォーメーション』を買う場合、この2→6を基本とする事をおすすめする。
『馬単フォーメーション』6→2のおすすめの買い方
1着に穴馬を指定する『馬単フォーメーション』の買い方として、「6→2」の組み方もおすすめだ。
買い目にすると下図の形。
馬単フォーメーション
1着:1.2.3.4.5.6
2着:1.2
先程紹介した「2→6」の組み方をそのまま逆にした形。買い目点数は同じ10通りで、こちらもキリが良く使いやすい形となる。
予想のポイントは、2着に指定する2頭を「1番人気馬」「2番人気馬」で固定すること。
繰り返しとなるが、馬単には「1着馬の人気が2着馬より低いと、配当が非常にお得になる」特徴がある。
2着に1~2番人気馬を指定すれば、馬券が当たる時はほぼ必ず、その恩恵を受けた馬券的中となるからだ。
「1番人気馬」と「2番人気馬」の信用度が高くないレースで使う
ただ、全てのレースで6→2の『馬単フォーメーション』を組むと、儲かる確率は低くなる。
1~2番人気馬が1着になる確率は、穴馬が1着になる確率より当然高い。
毎回1~2番人気馬を2着指定したら、当たる回数より外れる回数の方が増えてしまう訳だ。
それでは、1着穴馬の馬単を当てる事があっても、トータルで大きく儲けづらくなる。
トータルで大きく儲ける為には、1~2番人気馬が2着になる確率が高そうなレースに絞って、6→2の『馬単フォーメーション』を組む必要がある。
例えば、「近走2~4着が多い」「頼りない騎手が乗っている」1~2番人気馬がいるレースで、6→2の『馬単フォーメーション』を使うと良いだろう。
その条件に当てはまる1~2番人気馬は、そうでない1~2番人気馬より、2着止まりになる可能性が圧倒的に高い。
これを意識して6→2の『馬単フォーメーション』を組むだけで、馬単高配当が当たる確率を大きく上げられるだろう。
『馬単フォーメーション』基本からおすすめの買い方まで総まとめ!
最後に改めて、『馬単フォーメーション』を基本からおすすめの買い方まで総ざらいする。
Q.『馬単フォーメーション』はどんな買い方?
「1着と2着に指定した全組み合わせの馬単を購入する」買い方。
1着に1~2番を、2着1~4番を指定して買った場合、「1→2」「1→3」「1→4」「2→1」「2→3」「2→4」の6通りが購入される。
Q.『馬単フォーメーション』の点数計算方法は?
どの組み方にも共通する計算方法はない。
JRA公式に用意されているフォーメーション組合せ数計算を使って点数計算し、よく使う買い目の点数は暗記してしまうのがおすすめだ。
Q.『馬単フォーメーション』おすすめの買い方は?
1着に最低1頭、穴馬を指定して買うのがおすすめ。
馬単は、1着馬の人気が2着馬より低い時、配当が大きくなる特徴がある。せっかく1着に複数の馬を指定できる買い方をするのだから、その配当を積極的に狙いにいくのがおすすめだ。
Q.最後に一言
まとめの内容を理解出来たら、『馬単フォーメーション』の知識は充分身に付いたと考えて問題ない。
今週からその内容を意識して予想し、実際に『馬単フォーメーション』での的中を掴みとって欲しい。当記事が、少しでも貴方の役に立てば嬉しく思う。